『ナカイの窓』『マヨなか芸人』で
カントンと童貞を告白
霜降り明星の粗品はカントン包茎だ。
「カントン包茎」とは、包皮口が狭くて
無理に露出させると締め付けが起こる状態のこと。
『ナカイの窓』で粗品はこの問題を相談し、
番組内で女医から手術を提案された。
『マヨなか芸人』でも粗品は包茎を告白している。
ずっと気にしているのだ。
「痛くて性交とかもしたことないんですよね」
オナニーも、焼き鳥の串を転がすようする。
包皮をむくことができないので
ペニスをしごくのに不自由する。
粗品の具体的な説明から察するに、
真性包茎に近いカントン包茎と思われる。
切実な悩みである。
粗品は劣等感を隠さない。
弱みを公開し、包茎同志の共感を呼ぶ。
他人の弱みを聴くだけで、
気持ちが救われることもあるのだ。
粗品は握手会で「僕もカントン包茎なんです」
と告白されたこともあるという。
ラジオでかたる包茎手術へのためらい
「痛いんでしょ」
相方のせいやは手術を勧めている。
ツッコミ役が包茎では説得力に欠けるという理由だ。
「『お前かぶってんねん』といわれても
かぶってんのお前やしな」
しかし粗品は手術に踏み切れない。
なにより恐怖心がある。
そして痛みが気がかりなのだ。
手術をうけた男性ファンからは
麻酔が痛かったと聞いている。
銀シャリの鰻からも手術体験を聞いたが。
術後がめちゃくちゃ痛かったという。
さらに加えて、仕事に差し支えることが気になる。
手術後は安静を保たなければならない。
ロケなどに差し支える。
タレントの内山君も包茎手術を受けたが、
テレビ収録で悲惨な思いをした。
手術の3日後に収録があったのだ。
『東京フレンドパーク』である。
ゲストとして「ウォールクラッシュ」に
挑戦しなければならない。
ペニスに包帯を巻いた状態で
トランポリンからジャンプして
壁に張り付き、死ぬ思いをした。
不幸なことに、内山くんが
包茎手術をうけた直後であることを
誰も知らなかった。
内山くんは必死で壁にはりつこうとし、墜落した。
運動苦手なデブが恥をさらしただけである。
番組的にはそういう流れになった。
カントン包茎なら保険で手術できる
粗品の状態なら保険適用で手術可能。
泌尿器科で処置してもらえば３万～５万円で済む。
医療的に手術が必要な状態と認められるからだ。
包皮が完全にめくれないと
どうしても恥垢がたまり
不潔な状態となる。
とうぜん匂いも発生する。
風俗嬢が嫌う客だ。
仕事とはいえ他人の恥垢を
口にするのはキツい。
包皮内にさりげなく
シャワーをそそいだり、
ももや腹でそれとなく
こすり取ったり、
早めにコンドームをかぶせたり。
流れを損ねない方法で
風俗嬢は努力しているのだ。
手術以外の方法
「ムキムキ運動」と「キトー君」
痛みと負担を避けるため手術以外の方法もある。
カントン包茎に有効なのは
「ムキムキ運動」と「専用器具の使用」
そして「ステロイド剤の使用」だ。
「ムキムキ運動」は厚労省がすすめる方法だ。
毎日すこしずつ包皮をむき、時間と手間をかけて、
亀頭を露出できるようにする。
リスクがほとんどない。
もし包皮口が堅く「ムキムキ運動」が困難なら
皮膚を伸ばすための専用器具がある。
ステロイド剤は泌尿器科で処方してもらえる。
皮膚を柔らかくし、包皮をむきやすくする効果がある。