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「割礼」とは?意味と意義

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割礼とは何か?

包皮を切り取ってしまう習慣だ。

ユダヤ教徒やイスラム教徒、

そして一部のキリスト教徒は

幼いうちに割礼をうける。

いったんやってしまえば

もう包茎ではない。

割礼の効用

ユダヤ教に入信したい男性は

割礼を受けるのが決まりだ。

割礼を受けてはじめて正式なユダヤ教徒である。

なぜ割礼など受けるのだろうか?

歴史的な経緯や、宗教上の意義は

ここではおいておく。

割礼を受けることには効用があるのだ。

「異教徒」との交雑を防ぐためである。

どういうことか?

ユダヤ教は民族宗教である。

そのため「異教徒」との間に

子どもをもうけると微妙な問題が生じる。

実際のところ、古代イスラエル王国の時代

ユダヤ人たちは周りの民族と混住し通婚した。

「異教徒」を殺害し、約束の土地を

神から受け継がなければならないのに

けっこう仲良くなってしまったのだ。

とても征服などできない。

ユダヤ教の危機である。

こんな軟弱な男たちに

割礼は効用を及ぼしたのだ。

周囲とあきらかに違う体を自分は持っている。

こうなると「異教徒」の女性と親密になりづらい。

割礼には、異教徒との子作りを邪魔する働きがあった。

ユダヤ教徒を遺伝的に孤立させる。

ユダヤ教徒だけで団結させる。

これが割礼の効用である。

割礼からの解放

キリスト教は割礼を強制しなかった。

入信したかったら、割礼のかわりに

「洗礼」を受ければいい。

洗礼は簡単だ。

水をかけたり、水につかったりするだけ。

何よりも体にあとが残らない。

子作りの際に自分の体をもう気にしなくてよくなった。

割礼を洗礼に置き換えることで

キリスト教は広がりを得たのだ。

教義変更の効果は抜群。

キリスト教は「ゆるいユダヤ教」として

ローマ帝国全土へ爆発的に広がった。

欧米で復活した割礼

ところが19世紀の半ば頃から再び

欧米で割礼が行われるようになった。

目的は「オナニー防止」である。

この頃の医師たちは、マスターベーションが

さまざまな病気の原因になると信じていた。

結核や心臓病、体のマヒ。

注意力散漫や怠け癖、無関心。

すべて自慰行為が原因と説明した。

割礼を施せば、子どもはオナニーをやめるはず。

同じ考え方で女性にも割礼を施した。

性器の一部を切り取るのだ。

医師たちは外科的な処置で、

条件反射的に行動を制限しようとしたのだ。

包茎に取り組む意義

ここまで見てきたとおり

古代から頭のいい人たちは気づいていたのだ。

つまり・・・

体を改造することで、心を変えることができる。

ということだ。

包茎に取り組むことは

自分の心に向かいあうことでもあるのだ。

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