陰茎回りにブツブツを発見した場合
どうしたらいいだろうか？
可能性はふたつある。
「フォアダイス」か「コンジローマ」だ。
フォアダイスなら治療の必要なし。
「コンジローマ」なら治療が必要だ。
以前はなかったものが現れたなら注意
フォアダイスはもともとあるものだ。
皮膚の下にある毛根のようなものである。
気にしなくていっこうにかまわない。
しかしもしコンジローマなら、
どこかで感染して発症したもの。
イボが目視できるようになるまで
3週間から8か月の期間がある。
その間に思い当たるふしがあるなら
受診したほうがいい。
「思い当たるふし」を具体的にいうと
１、風俗でゴムなしのサービスを受けた。
２、怪しい人と濃厚な接触があった。
このふたつだ。
男性の場合、
パートナーからうつされる可能性はまずない。
サウナや銭湯での感染もまれである。
フォアダイスの外観
狭義のフォアダイスは、均一に表れる。
外観は毛根に似ている。
こういうやつだ。
真珠様陰茎小丘疹も「フォアダイス」と呼ばれることがある
「カリ」の部位に集中して並ぶものだ。
これも無害な生理現象である。
上のふたつであれば、自然現象であり
なんの処置も必要ない。
もし真珠様陰茎小丘疹をなくしたかったら
美容クリニックでレーザー光線を当てるか
電気焼却するかすればいい。
尖圭コンジローマの外観
いぼ状、トサカ状、カリフラワー状と
色も形も外見のバラエティが多い。
放置してはならない。
尿道口にポチッと現れたもの
亀頭冠から伸びてきたもの
陰嚢にできたもの
樹枝状に成長するものも
尖圭コンジローマの治療と予防
塗り薬や凍結療法、レーザー光線で処置する。
再発しやすく、完治まで長期になる場合がある。
3か月様子を見て再発がなければ一応なおったとみなす。
感染防止のため、その間の性行為は避ける。
とうぜん症状が悪化する前に受診したほうが良い。
心配なら早めに泌尿器科へ行こう。
予防にはコンドームが有効だ。
