PC筋とは、ペニスの根元にあるインナーマッスル
PC筋は、肛門につながる筋肉群を指す。
いわゆる「蟻の戸渡り」の奥にあるインナーマッスルだ。
おもに肛門を開け閉めして便や尿を切るために使われる。
PC筋は骨で支えられているだけの圧迫に弱い筋肉だ。
長時間の事務仕事や運転などを続けると
PC筋がおとろえ、痔や尿もれをおこすこともある。
PC筋は男性機能とも密接な関係があるといわれる。
血液を海綿体へ押しとどめ勃起を維持してくれる。
加齢や長時間の圧迫でPC筋が衰えると勃起力が低下する。
PC筋を鍛えて勃起力の改善を意識しよう。
ペニスの膨張率が高ければ
包茎が改善する可能性も上がってくる。
生活の中でPC筋への負担を減らそう
仕事で、事務作業や運転の時間が長くなると
どうしてもPC筋が圧迫され筋力が低下していく。
ドーナツ型のクッションを敷いて負担を減らしたり、休憩をはさんで体をリセットしたりしよう。
PC筋を回復させるためにはスキマ時間での簡単な筋トレがお勧めだ。
トイレを我慢するイメージで肛門をおなかにキュッと入れ込んでみる。
3秒間入れ込んで、次の3秒でゆっくり脱力していく。
これならトイレで手を洗っている時や、通勤時にさりげなくできてしまう。
ちょっとした習慣にしてPC筋を復活させよう。
同じ体の動きでも意識を変えるだけで、筋肉の使い方が変わってくる。
階段を上るとき、ウォーキングするときにPC筋にも注意を向けてみる。
すでにジムで筋トレをしているなら、
普段トレーニングする際に
PC筋に意識を向けるだけで効果があがる。
いつもやっているスクワットやヒップリフトエアロバイクさえPC筋のトレーニングになる。
性感向上も期待
思春期の射精は衝撃的に快感が強い。
とくに、はじめての射精は気持ちよさは表現し難い。
しかし、年齢が上がるにつれ射精の快感は薄れていく。
精神的に慣れてしまうことが原因のひとつだろうが、肉体の感受性も薄れている。
思春期はまだ周辺筋肉が活発で神経も感受性が高い。
加齢とともに筋肉がおとろえ、快感を逃して受け止められなくなっているのではないか。
男性の「ドライオーガズム」の要がPC筋であるとの説もある。
PC筋を鍛えて周辺の神経を刺激しよう。
トレーニングを負担に感じるならEMSや低周波治療器でもよいので使ってみること。
加齢そして肥満、運動不足、喫煙は勃起障害の原因だ。
筋肉に良くないことは、勃起にも悪影響をおよぼす。
ご飯を食べ、睡眠をとり、体を動かす。
不足しがちなたんぱく質は
卵やプロテインで摂取していこう。
仕事が立て込んだりするとなかなか思うようにならないだろうが
できる範囲でかまわない。
まずは健康な生活をこころざそう。