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江戸時代の梅毒-徳広正也先生『もっこり半兵衛』ネタバレ

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マンガ『もっこり半兵衛』をご存じだろうか?

『ジャングルの王者ターちゃん』で一世を風靡した
徳広正也先生の時代劇マンガだ。
下ネタをちりばめ、期待をはずさない。
読んでいて心がほっこりする。

あっという間に30数年。
今もち○こあたりのギャグを
書き続ける自分が好きで、つづけております。

徳広先生は出版社に『もっこり半兵衛』をおくり
掲載を断られつづけた。
5社目にしてようやく不定期掲載となる。
おおらかなエロと、ヒューマニズム。
軸のぶれない作風は尊敬に値する。

『もっこり半兵衛』が鼻を作る

もっこり半兵衛は出勤前に鼻の模型を作っている。
知り合いのバアさんのためだ。
バアさんは病気になってクビになった。
まるまる鼻がないのだ。
梅毒にやられた。

吉原で客をとって梅毒に感染し
症状が進んで職場を追い出された。
もう客をとれない。
顔の見えない夜の暗がりで
個人経営の売春を続けている。

江戸時代には「夜鷹」
今でいう「たちんぼ」というやつだ。
もっこり半兵衛が守るのは
こういう夜の女たちだ。

わずかな報酬で江戸の町の警備員をやっている。
弱いものたちが生きていけるようにしたい。
『ジャングルの王者』ターちゃんが
サバンナの動物たちを守るのと同じだ。

江戸時代の梅毒

江戸時代は性病が多かった。
庶民の50%が梅毒にかかっていたとの説もある。
(TBS『別冊アサ秘ジャーナル』2017年8月28日放送)
大量の男性が江戸に流れ込み、
売春が普及したためだ。
コンドームのない時代。
もうどうしようもない。

夜鷹は「安かろう悪かろう」の極みだ。
ムシロひとつもって営業する。
シートとして背中にしくのだ。
料金は1回24文。
蕎麦が1杯16文だから
2回やって3杯食える計算だ。
これでどうにか生きていける。

高齢者が多い。
落語『秋葉っ原』にある。
ちらっとみると20代
チョイとみると30代
近づいてみると40代
よくよくみると50代
年を聞くと60代だった。

地獄である。

自分に正直に生きる

もっこり半兵衛はもともと
れっきとした武士だった。
めちゃくちゃ強い。
主君の命で人を切り殺した。

嫌な仕事も無理にこなし
くそまじめに忠義を尽くした。
その結果、孤立した。
妻に逃げられ、自主退職。

貧乏暮らしを続ける半兵衛に
ある殿様が江戸の町の警備を依頼する。
出世の限りを尽くした柳沢吉保だ。
柳沢吉保は悔いを抱えている。

権力争いを生き延びて
ようやくぶじ老後を迎えたが
自分のやったことは無意味だった。
誰からも感謝されない。
誰の役にも立っていない。

柳沢吉保はもっこりを召し抱えようとして断られた。
せめてもの代わりに、わずかな謝礼で
夜の街の警備を依頼する。

夜鷹も、浪人も、金持老人も
切ない願いを抱えて生きている。

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